山下レディースクリニック
カウフマン療法
2010年6月27日
私は32歳、早ければ年内、来年には結婚予定です。
昨年ホルモン検査した所、LHが16.1、テストステロン106.6という数値で、3ヶ月糖尿病の薬と当帰芍薬散を服用。再検査した所、数値は良くなったので、当帰芍薬散だけ服用中です。
今年に入り、低温期が長く続き、高温期が短いので別のクリニックで検査した所、LH27.5、FSH6.3、プロラクチン30.3、テストステロン76.8という結果。プロラクチンまで異常値が出てしまいました。典型的な多嚢胞性卵巣症候群と診断されました。プレマリンとプラノバールを服用するカウフマン療法をとりあえず半年間続けることに。副作用については何も言われませんでしたが、調べると副作用もあるようで、ピルと知りました。
怖くなり、また別のクリニックで相談すろと、時間がかかってもきちんと排卵しているし、今は薬など飲む必要はない。と言われました。
確かに、今回低温期は35日間くらい続きましたが、超音波で見たところ、きれいに排卵していました。基礎体温表を見ても、毎月
排卵しています。
多嚢胞性卵巣症候群は卵子の質が良くないとも言われ、ますます不安です。治療もせず、このまま悪化してしまうのも怖いし、どうすればいいのでしょうか。
ご心配なお気持ち、お察しいたします。ただ、多嚢胞性卵巣症候群の方の卵子が質が悪いという点に関しては、必ずしもそのような傾向はないと思いますよ。
『とまと』さんのようにたくさんの卵が採れるPCOSの方は、体外受精などの段階まで行けば、むしろ妊娠には有利とさえいえるかも知れません。
なお、PCOSを根本から治す治療方法はありませんので、妊娠できる状況になられてから、不妊治療を得意とするクリニックに相談されることをおすすめします。ご結婚までの1年で、排卵しづらさがひどく悪化することはないと考えます。
<ご注意>
この相談事例集は、あくまでも参考にとどめ、実際に何らかの行動をとる場合には、
必ず医師の診察を受けて下さい。
なお、この相談事例集により万が一不都合、不利益を被った場合でも、
回答医または山下レディースクリニックのいずれもその責を負わないものとします。
1人目の時から先生にお世話になりました。いつもおだやかな先生で先生とお話すると焦る気持ちも自然に消えていつもいやされていました。今回2人目も先生にお世話になり、短期間でさずかる事が出来ました。先生を信じていればきっと赤ちゃんは来てくれると思います。staffの皆様もいつもあたたかく接してくれて、心強かったです。ありがとうございました。
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