山下レディースクリニック
卵管の詰まり
2012年2月22日
子宮内膜症で、左側に卵管に癒着があります(ラパロ後半年で再発)が左側は卵胞が育ち排卵する一方で右側は特に癒着はないのにLUFばかり繰り返し、排卵する状態まで行きません。
ご質問なのですが、私の場合で例えると、左側の排卵で右側の卵管を通り妊娠するという可能性があるのでしょうか?
そういう事を耳にしたのですが、医学的にありえるのでしょうか?
今まで、左側の排卵では無理だと思っていたのでタイミングもお休みしたり、できる時にタイミングを取ったりしていて、右側の卵胞が育ってきたときには、いつしか排卵してくれるかも?という思いでタイミングをしっかり取っていました。
でも、もしそういう事があるのだとしたら、毎月可能性があったんだと思うと、確率も大きくなるのではと思ってしまったのですが、どうなのでしょうか?
左側の卵管の周囲に癒着がみられたものをラパロではがしたが、再癒着した可能性がありそうだということでしょうか? それは、子宮卵管造影検査か何かをお受けになって判明したのですか? 周囲癒着があっても、通過性が保たれているのであれば、卵管の稼 動域が狭いだけであって、排卵が起こる場所によっては、左側からの排卵でもピックアップ可能なケースもあるかもしれませんね。
左の卵巣から排卵された卵子を右側の卵管がキャッチするケースは、皆無ではありませんが、頻繁に起こることではないでしょう。
<ご注意>
この相談事例集は、あくまでも参考にとどめ、実際に何らかの行動をとる場合には、
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二人目がなかなか授からず、友人の紹介で、通院しはじめました。通院中くじけそうな時もありましたが、無事に妊娠できました!!先生、スタッフの皆さま、優しく接していただき、本当にありがとうございました!!
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