山下レディースクリニック
卵管采癒着について
2010年10月9日
はじめまして。
現在、内服と注射(テルロン、デュファストン、hMG、hCG)の治療をしているものです。
不妊治療を始めて、子宮内膜症の疑いも指摘されています。
この前、卵管造影を行った結果、卵管は通っているが造影剤の広がりがなく両側卵管采癒着の疑いと言われました。
粘液でのクラミジアは陰性でしたが、血液検査をしました。
先生がお忙しいようで、それ以外の説明がありませんでした。
現在血液検査の結果待ちなのですが・・
今回(排卵確認後)も薬が出され、次の生理が来て排卵前になるまで診察はないので心配です。
両側卵管采癒着だった場合、卵を取りこぼしているということですよね??
自然妊娠の可能性はないですか?
治療として体外授精しか方法はないのですか??
少々不安もあり、説明不足であれば申し訳ありません。
卵管采癒着について教えてください。
両側とも卵管采が完全に閉じていて、造影剤がまったく腹腔内に拡散していないければ、確かに卵子をとり込むことができないので自然妊娠は不可能です。
ただ、担当医のお話では「卵管は通っている」とのこと。もしも、癒着というのが「卵管采の周囲が、腹腔内に癒着している可能性がある」という意味で、わずかでも造影剤が腹腔内に拡散していたのであれば、回数を限定したうえで、人工授精を試してみられてもいいと思います。そのあたりのことを、担当医によくご確認になってみてください。
<ご注意>
この相談事例集は、あくまでも参考にとどめ、実際に何らかの行動をとる場合には、
必ず医師の診察を受けて下さい。
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初めて主人とこの病院を訪れた日はすごくドキドキしました。不安でいっぱいでした。でも、いろんなことを親身になっておしえて下さり、不安から『安心』に変わりました。安心感をもった矢先に妊娠発覚!!技術だけでなく、メンタル面でもすごく安心できるクリニックだと思います。すばらしい先生です。『安心』してお任せすれば、輝かしい未来が必ずやってきます!先生をはじめ、皆様、ありがとうございました。
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