山下レディースクリニック
黄体ホルモンについて
2007年12月26日
こんにちは。
高温期2日目(排卵から1〜2日後)に黄体ホルモン(プロゲステロン)を測定したところ、1.76ng/mlで低いとのことでした。超音波検査では排卵はしっかりしており(卵胞がなくなっていた)、子宮内膜も厚くなっていました。
調べてみると、黄体ホルモンの検査は通常高温期の中頃に測定するようですが、高温期2日目だと、どれくらいの値が基準値になるのでしょうか?(高温期の初め頃、中間、後半では
値が変わってくるのでしょうか)
高温期2日目でも、1.76というのはかなり低い重症の
値でしょうか?
お忙しいところ申し訳ありませんが、どうぞよろしくお願い致します。
黄体期中期の黄体ホルモン(プロゲステロン)の値が10ng/ml未満の場合は、黄体機能不全と診断されます。ちなみに排卵期の正常値は、0.8〜3.0ng/mlです。『ハート』さんが検査されたのは、ちょうど黄体ホルモンが急上昇をしはじめる時期で、黄体機能不全の診断は難しい時期です。ご心配ならば、再度、黄体期中期に測り直してもらってはいかがでしょうか?
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