山下レディースクリニック
妊娠初期のデュファストン服用
2007年12月26日
はじめまして。
先生にお聞きしたいのですが、他院にかかっており不妊治療の末、やっと妊娠することができ今5週目に入りました。
不妊の原因は軽い排卵障害だったみたいで、注射を3期ほどして妊娠できました。
流産防止にと妊娠がわかってから8日間のみ、さらにまた14日間処方されました。
妊娠初期の薬は抵抗があるのですが、赤ちゃんに影響はないのでしょうか?
また服用をやめてもよいのでしょうか?
『デュファストン』は、黄体ホルモン製剤です。黄体ホルモンを妊娠初期に過剰にとると、赤ちゃんが女の子であった場合、生殖器が男性化するという報告もありますが、同時に妊娠の継続には欠かせないホルモンでもあります。妊娠8週までの間に流産予防を目的に服用する程度の投与量であれば、ご心配はないと思いますよ。
<ご注意>
この相談事例集は、あくまでも参考にとどめ、実際に何らかの行動をとる場合には、
必ず医師の診察を受けて下さい。
なお、この相談事例集により万が一不都合、不利益を被った場合でも、
回答医または山下レディースクリニックのいずれもその責を負わないものとします。
©山下レディースクリニック