山下レディースクリニック
黄体ホルモンについて
2007年12月9日
はじめまして。
お忙しいところ恐れ入ります。気になることがあるので相談させてください。
人工授精4回目。3回までの黄体補充はhcgを一日おきに4回うちました。人工授精4回目はなかなか上手くいかないから方法を変えましょう、ということで『プラノバール×11』処方をうけました。
薬のことをネットで調べてみると、妊娠初期の服用で異常児の率が高まるという調査報告もありますと書かれていました。
排卵後から飲むのは、妊娠していた場合妊娠初期になるのではと思ってしまいます。先生が処方されたのだから影響がないと判断されたのだと思うのですが、不安です。
この時期の服用では問題ないのでしょうか?
『プラノバール』は、卵胞ホルモンと黄体ホルモンの複合剤です。卵胞・黄体ホルモン剤と先天異常児出産との因果関係は、確かにはっきりしていませんが、着床から妊娠したかどうかわかるまでは1週間です。この間、黄体補充を目的に出される程度の量を飲むのであれば、問題はないと考えます。
<ご注意>
この相談事例集は、あくまでも参考にとどめ、実際に何らかの行動をとる場合には、
必ず医師の診察を受けて下さい。
なお、この相談事例集により万が一不都合、不利益を被った場合でも、
回答医または山下レディースクリニックのいずれもその責を負わないものとします。
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