山下レディースクリニック
潜在性高プロラクチン
2004年12月7日
こんにちは。先月3度目にして良質の胚盤胞を2つ戻しても妊娠せず、こちらに相談させて頂いた事があります。(男性不妊の為)
1度目は全くの自然排卵、2度目はごく少量のHMGを使い、
3度目はスプレキュア、クロミッド、フェルチノームを使い、
顕微授精をしてきました。
IVFをし始めてから、乳頭から白い分泌物が出始めました。
3回目を失敗し、主治医と話し合い、そのときに気になるので、
相談し、検査をしました。
結果は潜在性高プロラクチンでした。
卵巣刺激によるストレスからなったと言われました。
IVF前なら出なかったでしょうと・・・
卵巣が悲鳴を上げていると言われました。
なんだか凄く不安になりました。
私は不妊の原因が無かったのですが、高度治療によってこういう
状態になることはよくあるのですか?
治るものなのでしょうか?
それとも一度なってしまうと治らない物なのでしょうか?
この病気があってもIVFで妊娠する事は可能ですか?
難しいのでしょうか?
しばらく通院はお休みなので、相談させて頂きました。
長くなりましたが、アドバイスお願いします。
高プロラクチン血症
IVFなどのために卵巣刺激を行うとかなりの方のプロラクチン値は上がります。
人によっては正常値上限の2倍以上になることがあります。多くの場合一時的なものでそのうちもとに戻ります。しばらく休まれてまた再検されたらいかがでしょうか。私は恐らく問題ないと思います。
<ご注意>
この相談事例集は、あくまでも参考にとどめ、実際に何らかの行動をとる場合には、
必ず医師の診察を受けて下さい。
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