山下レディースクリニック
潜在性高プロラクチン
2005年2月10日
先生、こんにちは。
以前11月に男性不妊で顕微をし、良い胚盤胞が2つできたのに、
上手くいかず、相談させて頂きました。
その後、治療のストレスから潜在性プロラクチンになり、
今は何もせず、治療は休んでいます。
4月にまたチャレンジしようと思っているのですが、
顕微をする周期の1ヶ月前から、プロラクチンを下げる薬を飲みましょうと言われています。
吐き気などの副作用があると聞きました。
調べてみると、漢方では麦芽が数値を下げるとありました。
テルロン等の薬と、漢方では治療効果に大きな差はありますか?
テルロンは飲み始めるとずっと飲み続けなければなりませんか?
潜在性高プロラクチン血症
潜在性高プロラクチン血症は15年以上前から言われておりますが本当にこれが着床障害の原因になっているのかは私は疑問に思っております。卵巣刺激後の採卵時にプロラクチンを測ると3割以上は正常値を超えておりますが着床に支障をきたすようには思えません。通常の測定で正常値を示す場合はテルロンは必要ないと私は考えます。
<ご注意>
この相談事例集は、あくまでも参考にとどめ、実際に何らかの行動をとる場合には、
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