山下レディースクリニック
精管欠損の遺伝
2011年4月8日
主人が先天性精管欠損症と診断され、今後、顕微授精を予定しております。先天性ということで、染色体異常も考えられますが、もし、異常があった場合、男の子が生まれれば必ず精管欠損は遺伝するのでしょうか??また、先天性精管欠損症がある場合、他の先天性の病気になりやすいという事はありますか?
先天性両側精管欠損症に関しては、『りえこ』さんご夫妻のお子さんが男児だった場合、必ず同じ先天性両側精管欠損症になるとは限りません。
ただ、白人では、先天性両側精管欠損症を持つ男性には嚢胞性繊維症が見られることが多いため、7番染色体のCFTR遺伝子検査を行い遺伝カウンセリングを行ってから顕微授精に進むべきだとされています。日本人の場合、嚢胞性繊維症は非常にまれな病気ですので、一般的に遺伝子検査までは行われていません。
<ご注意>
この相談事例集は、あくまでも参考にとどめ、実際に何らかの行動をとる場合には、
必ず医師の診察を受けて下さい。
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山下クリニックの皆様へ一度流産を経験し、その後山下先生にお世話になっていました。先生の温かみのあるお人柄や優しい看護師さん方、受付の方々の親切な対応で、頑張って治療に通う事ができました。先の見えないゴールに何度もつまづいて、精神的にしんどい日々もありましたが、あきらめずに治療を続ければ、いい結果に結びつくと思います。山下先生にお任せすれば絶対に大丈夫だと思います。先生を信じて皆様も頑張って下さい!!今までお世話になりました。本当にありがとうございました。
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