山下レディースクリニック
内膜が常に厚い場合、着床に影響はありますか?
2010年3月16日
はじめまして。
体外受精を始めて1年になり、今年40歳になる者です。
今まで3回採卵、1回目は未受精、2回目新鮮胚移植、
3回目自然周期で凍結胚を移植しましたが
1度も妊娠にはいたっておりません。
多嚢胞性卵巣のため、毎回あまりタマゴの数が採れない状況です。
今回4回目の採卵で、受精卵が4つ育ったんですが、
卵巣が腫れて腹水もたまっていたため
胚盤胞に育った卵を2つ凍結しており、
今月ホルモン補充周期での胚移植に向けてプレマリンを飲み始めたところです。
常に内膜が厚い状態(生理の出血も多く塊も出ます)で
先日の診察で生理3日目で内膜9mmちょっとありました。
過去に内膜増殖症の可能性もあると言われ内膜を薄くする
子宮鏡手術をしたことがありますが、
現在の担当医にはあまりやらない方がいいと言われそのままです。
内膜が厚すぎても着床にはよくないのでしょうか?
一番厚い状態ですと20mmを過ぎることもあります。
よく内膜が薄い話は聞くのですが、厚い場合はどうなのか
教えてください。
長くなりすみませんが回答をお待ちしております。
よろしくお願いいたします。
20mmを超える内膜は、やはり厚いですね。月経3日目の9mmも厚いと思います。
内膜増殖症の可能性を指摘されたことも気になる話です。内膜増殖症は、病的内膜で着床にも不利になるかもしれません。一度、内膜の精査を受けられた方がいいかもしれませんね。
<ご注意>
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はっきりした原因もないのに子供が授からずとても不安でした。また、治療が高度になっていくことへの不安もありました。それでも納得のいく期間をかけて治療を進めて頂き、結果として2回目の人工授精で妊娠することができました。本当にありがとうございました。
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